Casa de Daiju Concert #22 at Rey Audio

7 Dec 2014 at Hakone Rey Audio "Casa de Daiju" Geijutsu Salon


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Rey Audio X'mas Concert "Special"

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松尾一彦

『ちょっと特別なクリスマスコンサート』

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2014年12月7日(日)14:00開演 [13:15開場]

¥5,000(当日ご用意ください)

REY AUDIO “Casa de Daiju”芸術サロン

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松尾 一彦(Vocal、Guitar)竹田 元 (Piano、Chorus)

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ニューアルバムからの曲を中心に、オフコース時代のもの

クリスマスソングなどをお贈りします

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Rey Audio "Casa de Daiju"

   

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今年のRey Audio "X'mas concert"は

12月7日(日曜日)に Special 版で開催します!

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 80年代にニューミュージックの頂点を極めたバンド「オフコース」。

当時のメンバーの一人、松尾一彦さんがこの夏訪ねてきて、

今年のX'mas concert "Special"のプランが生まれました。

レイオーディオがオフコースのコンサート用スピーカーを制作していたご縁から

実現したこのコンサート。ギター、ピアノは完全なアコースティック、

ボーカルはオーディオを介する空間ミックス、という

レイオーディオにとっても、新しいチャレンジでお贈りします。

"Casa de Daiju"芸術サロンだけの『ちょっと特別なクリスマスコンサート』

最高な音響空間でのゴージャスな時間を、どうぞお楽しみに。

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コンサートに寄せて 松尾一彦

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.来る12月、箱根は仙石原で『ちょっと特別なクリスマスコンサート』をやらせてもらうことになった。

箱根仙石原。そこはスピーカー制作の第一人者である Rey Audio 木下正三さんのログハウス風の素敵な住居兼工房である。

会場であるサロンが素晴らしい。

足を踏み入れた途端目に飛び込んで来るティファニーの彫刻を施した1927年製のNYスタインウェイピアノ。

それを見ながら椅子に腰掛けてお茶をいただいた瞬間、もう帰りたくない。そんな気持ちにさせられてしまうなんとも素敵な空間なのだ。

ここでクリスマスコンサートが出来るなんて、考えただけでもロマンティク。僕にとってクリスマスコンサートと呼べる初めてのライブなのかもしれない。

実は・・・オフコースがまだ5人の頃、僕らは新大久保のレコーディングスタジオに住み着くような感じで、一枚のアルバム作りに400時間もかけていた。

そのスタジオに新進の音響技術者がやってきたのだ。

僕はまだ知らなかったけれど、仁さんが話し込んでいて急に

『ライブ用にいいスピーカーを作ろう。スピーカー作りの素晴らしい職人さんと知り合いになった』の一言で、

後にスタッフ泣かせとなるとてつもないスピーカーを作り上げたのが何を隠そう Rey Audio の木下正三さんその人であったのだ。

何年ぶりだろう? 30年は経っているだろうか?

有り難くも今夏、木下さんにお会いする機会をいただいた。

お互い? いや特に僕が風貌に大分変化が見られたと思うが、木下さんの雰囲気はあの時のまま。

ただ違ったのは木下さんは世界的にも有名なスピーカー制作の第一人者になっていたのだ。

聴かせて頂いた最新のスピーカーには、ただただ驚いた。

訊けばクリスマスコンサートはこのスピーカーを使用とのこと。

いや困った。素晴らしいということは偽りが無いということ。

それは逆にミュージシャン泣かせでもあるのだ。

『ちょっと特別なクリスマスコンサート』いったいどうなるのでしょう?

今から心配でもあり楽しみでもあるのです。

という訳で、多くの方々にこの雰囲気を味わって頂きたいと思うのでした。

ご参加をお待ちしています。

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松尾一彦さんを迎えて   木下正三

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松尾さんは元オフコースのメンバー、ギターとボーカル、さらに作曲を担当していた。

オフコース解散後も吉田拓郎さんのツアーに参加したり、作曲家としてたくさんのボーカリストに楽曲を提供したりと、大活躍だ。

ドラムの大間ジローさんやベースの清水仁さんと結成したABCというバンドもあります。


僕は1980年頃、立ち寄ったスタジオやリハーサルスタジオでお会いしたのが初めです。

特に1982年は武道館10日コンサートを成功させるなど、(実際は10日間やってもまだチケットが手に入らない人がいっぱいの大事件だった)あの頃オフコースはのりにのっていた。

最初の一音で、観客は総立ちだった。僕も洋子も慣れていなかったから、何となく座っていたが、前が見えないからやはり立つしかなかった。するとこの方が楽しいんだ。観客の大声援に負けないように、音も大きかった。


日本の音楽も「ニューミュージック」と呼ぶジャンルが登場、ビートルズを起点とした洋楽的なアプローチで浸透、そんな中オフコースは時代を代表するグループだった。

1980年"We are", 1981年"Over"とつづいてオリコンNo.1。その後も100万枚を越えるアルバムがつづく大活躍だった。

それこそ上昇志向にあった音楽界、しかもライブとレコード重視のニューミュージックだから、いい音に対する熱望は今と比べものにならない状況だった。

そこに僕がTADとレイオーディオをひっさげて登場したわけです。

外国では1979年のイーグルスが初めての成果だったけれど、日本ではオフコースだった。


オフコースが僕と提携関係のようになったのは当時6人目のオフコースと呼ばれていたマネージャーの要さんの存在が大きい。

富樫要さんはその大きな目と同じように、極めて大きな好奇心と人なつこさを持っていた。始めてあったときでさえ、大いにうち解けて音響上のいろいろな問題提起を聞いてくれた。

そこで生まれたのが仁さん用の「めちゃくちゃ大きな」ベーススピーカーであり、次いで「松尾もほしがっているんだよね」ということでギタースピーカー、さらに小田さん用のシンセスピーカーということで、

オフコースのステージ上スピーカーのほとんどや、オフコースカンパニー・スタジオにモニターも作らせてもらった。

これらの全面的デビューが1982年6月の武道館10日間コンサートだ。

その後しばらく休止したが、1985年にあった久しぶりのビッグコンサート「国立代々木競技場・第一体育館」の頃にはPAも大部分をレイオーディオ製が占めていた。

かなり強力なフラッシュを持ち歩いていたけれど、システムが巨大すぎて、思うような写真が撮れなかったのが悔やまれた程だ。


 "We are Over" 以後はヤスさんが抜けたこともあり、いつ終わってしまうのかという不安感がファンを取り巻いていた。僕も一緒になってはらはらしたものだ。

1989年2月オフコース解散。ほぼ10年のつきあいだったが幸せな時代だったと思う。

1989年は僕もナッシュビルに滞在してスタジオを何軒も立ち上げたり、信じられないくらいの忙しさだったので、オフコースのことはニュースで知る程度になっていた。

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そしていつの間にかの25年、スピーカーと同じ順番で、初めは仁さんが、つづいて松尾さんと要さんがやってきた。当時よりずっとたくさん話ができた。そして実現したのがこのコンサートだ。

松尾さんと竹田元さんのデュオコンサートは僕や玲にとっても新しいチャレンジだ。ギター、ピアノは完全なアコースティック。ボーカルはオーディオを介する空間ミックスだ。

この芸術サロンでしかできない最高の音響を用意する。

武道館や、国立代々木競技場とは違った小さなコンサートだけれど、芸術サロンのコンサートはまた格別の、忘れられないコンサートになるだろう。

 

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松尾 一彦/Kazuhiko Matsuo

1954年8月7日生。

秋田県八森町(現・八峰町)出身。1974年ロックバンド『ザ・ジャネット』で東芝レコードよりデビュー。

1976年『オフコース』に参加。『眠れぬ夜』『愛を止めないで』『さよなら』『Yes-No』『Yes-Yes-Yes』『言葉にできない』『君が嘘をついた』『君住む街』等のヒット曲にも恵まれ、武道館10日間コンサートなど数々の偉業を残すも、1989年東京ドームでの『The Night With Us』を最後に惜しまれつつ解散。

以降、『吉田拓郎』や『斉藤和義』そして若手ミュージシャン等のプロデュース、スタジオワーク、ツアーに参加する傍ら1991年よりソロでの活動を開始。 

現在アルバム制作、ツアーを精力的に行っている。 

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竹田 元/Takeda Hajimu

1956年大阪に生まれる。20才で東芝EMIよりバンドデビュー。

'83年より甲斐バンドのツアーに参加。'87~'88年甲斐よしひろソロツアーサポート。

'89年吉田拓朗ツアー参加。同シングル・アルバムレコーディング参加。その後もサウンドプロデューサー・プレイヤーとして多くのアーティストと関わる。

特に、'94年より始まった、韓国人アーティスト「リーチェ」とのコラボレーションは、お互いの信頼関係の中、現在も続いている。

白井貴子氏サポートは'96年より、南佳孝氏との二人ユニットは'97年より現在に至る。

ウェイウォンのサポートは'04年から始まる。2009年チェンミンコンサートツアー参加。

2010年より松尾一彦、山本コウタロ−サポート。

2011、2012年東儀秀樹新春コンサート参加。

2012年〜2014年山本潤子(元ハイファイセット)コンサートツアー参加。 

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☆参加お申し込みについて ☆参加者は事前登録です。

お名前、住所、連絡方法を記載のうえ下記のお申し込みフォームから、

または、メール、はがき、電話、FAXなどでお申し込み下さい。

複数名の時は各々のお名前、連絡先を明記して下さい。幼児の参加はできません。

予定人数に達し次第、締め切り、その旨お知らせします。あらかじめご了承下さい。

申込終了しました

パンフレットのダウンロードはこちら



ご家族、ご友人にもぜひお声がけください。皆さまのご参加をお待ちしています。

レイオーディオ 250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1083-11 
電話:0460-86-3304 FAX:0460-86-3305  E-MAIL: concert@reyaudio.com



☆交通について
土日、休日の箱根方面道路は混雑が予想されます。時間に余裕を見てお越し下さい。下記の時間は通常時です。
新宿からは小田急箱根高速バスで乗り換えなしに2時間です。毎時2(1〜3)本運行    小田急高速バスホームページ 
☆ 高速バス:新宿より小田急箱根高速バス(小田急ハルク前No,35) 箱根桃源台行き 金時登山口下車 徒歩300m
☆ 自動車:東名御殿場インターより または中央高速-富士五湖道路籠坂トンネル、須走方面より→
  →国道138号にて 乙女峠経由 仙石原方面 御殿場インターから約20分
☆ 電車:小田原駅、または箱根湯本駅より 箱根登山バス桃源台行き 箱根仙石下車 徒歩600m   
☆ 電車:湯本駅より箱根登山鉄道 強羅下車 タクシー利用
☆ 高速バス:羽田、横浜より 小田急-京急バス 仙石案内所下車 徒歩800m



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