KINOSHITA R-DAC Reference D/A Converter
レイオーディオから新次元DAコンバーター、登場
今こそCD文明の重要さを思う
この四半世紀におけるCDの充足はCD文明と言っていい。その結果多くの音楽ファンが大きなCDコレクションを持つに至った。そして今も増え続けている。しかしこの膨大な財産を生かし切ったといえるだろうか。過去の文明として見捨てていいのか。
「CDを聴きたい、それもできることなら満ち足りた音で」、切実な音楽ファンの声についに答えるときが来た。
入力は28KHz -192KHz,
16bits - 24bits 。CDを含む、<現在考えられるあらゆる>ステレオ・リニアPCM信号に対応し、そのすべてを768KHz,24bitsに再構成。したがってD/Aは768KHz,24bitsに統一して処理される。しかも外部のクロックには一切頼らないので、ジッターに反応しないという大きな特徴を持つ。サンプリングが44.1KHzのCDからも20KHzがフラットでグループディレイのない、つまり空間情報を蓄えた、極めて素性のよいアナログ信号を取り出すことができる。さらにレイオーディオがMSP-1やHQSパワーアンプで実証してきた比類無きアナログ技術。
ダイナミック、繊細、広い空間と立体音場、音楽の醍醐味を伝えます。
DIGITAL INPUT : 28KHz - 192KHz, 16bits
- 24bits, Linear PCM, SPDIF(RCA), AES/EBU(XLR)
ANALOG OUTPUT : STEREO, BALANCED 0dB (+18dBu,XLR), BALANCED -10dB
(+8dBu,XLR), UNBALANCED (+8dBu,RCA)
OUTPUT LEVEL CONTROLLER : Digitally, 0dB >> -59dB (displaied
99>>40)
ACCESSORY : Remote controller (Level controll, ON-Standby, Mute)
あらゆる入力モードに自動対応、設定不要のプラグアンドプレイを実現しています。
★★ R-DACを検討中や、既にお使いの方々から寄せられた質問と、回答を集めてみました ★★
Q R-DACを使ってCDを聴いたときにどんなメリットがありますか。それははっきりわかる変化ですか?
A CDには音場が平面的になったり、音が人工的でどこか荒っぽいといった、問題が感じられました。R-DACによって、CDの限界が無くなったかのように、自然な音質が得られます。きめの細かさと、厚みや暖かさが両立します。ノイズが少なくなるので、気配まで感じられます。
CDがCDのままでCDを越えた、驚きの音質は、スーパーオーディオをもはるかに越えるといって良いほどです。音楽が生きて聞こえます。その違いは明瞭で、しかも価値の大きなものです。
Q SACDとの違いはどのように考えればよいでしょう?
A CDには音質上問題があるとされ、これを改善するための上位フォーマットとして、SACDが生まれました。その特徴はより大きなダイナミックレンジと、可聴帯域を越えたワイドレンジ化です。しかし現在までに、あまり普及していないので、今でもほとんどのレコード出版はCDです。
R-DACはCDのままで、CDの欠点を無くした高音質を得ることを目的にして作られました。例えば再生帯域といった、数値的改善ではなく、聴感に根ざして、本当に大切なことを重点的に改善しています。CDライブラリーを買い換えたりしなくても、満足して楽しめるメリットは計り知れないと思います。
Q どのようなトランスポート、またはCDプレーヤーと組み合わせたらよいでしょうか。推奨品はありますか?
A R-DACは外部のデジタル信号に含まれるジッターなどの障害を、ほとんど受けない構成です。したがってトランスポートの性能が、音質に与える影響も小さく、選択の自由度が大きくなります。お手持ちの機材を生かして使うことができます。
Q ワードクロックに対応しますか?
A ワードクロックは、トランスポートとコンバーターの間で発生する、クロックのずれを防ぐために、どちらにも属しない、外部に用意したクロックを使う方式のことです。一方、R-DACは、トランスポートから送られてくるクロックを使用しない、根本的にずれを発生することがない、新しい発想でできています。従来技術の延長線上といえる、ワードクロックを必要としません。もちろん対応しません。
Q デジタル入力が2通りありますが、どのように使い分けたらよいでしょう?
A 原則としてSPDIF規格のアンバランス入力(RCAピン)をおすすめします。なるべく太い同軸ケーブルで、特性インピーダンス75Ωのものをお選び下さい。レイオーディオはこの用途にML-10Dを製作しています。
もし、トランスポートからR-DACまでの距離が大きいときは(3m以上)、バランス伝送のAES/EBUが有利です。特性インピーダンス110Ωのデジタル専用ケーブルを使って下さい。
Q 3種類のアナログ出力は、どのように使い分ければよいでしょう?
A バランス出力は0dBと、-10dBの2組あります。プロ機器と組み合わせるときは0dB出力を使用します。特にケーブルが長いとき(5m以上)は0dB出力が適しています。
ホームユースでは組み合わせるアンプがバランス対応の時は-10dbのバランス出力を、バランスに対応していないときはRCAアンバランス出力を使用して下さい。ケーブルが3m以内であれば、バランスとアンバランスの間に、音質差はほとんどありません。
Q デジタルボリュームの音質はどんなものでしょうか?
A デジタルボリュームはビット数を減じることによって、出力を小さくします。言い換えると、ボリュームをしぼるにしたがって、ビットの小さな音になります。しぼるにしたがって厳密には音質が劣化するわけです。R-DACはデジタル信号を24ビットに上げたうえで、操作するので、余裕があり、音質劣化が少ない方式ですが、大幅にしぼるとやはり影響が出てきます。表示が(84)までは音質劣化はほとんどありませんが、これ以下では音像や音場に少しずつ変化が出ます。(60)以下ではこの傾向が強まりますから、この領域を常用しないようなゲイン設定が必要です。
Q プリアンプや、フェーダーなどのアナログボリュームと組み合わせて使うときの注意は?
A R-DACのボリュームはフル(99)に設定して下さい。もしゲインが大きすぎるときは、-10dB出力や、アンバランス出力を使用し、それでも大きいときは(90)までを目途にR-DACでしぼって下さい。
★★ 次ぎにご紹介するのはユーザー様からのメッセージです(原文通り、到着順)★★
埼玉県Y.H.様
「待ちに待った製品です。これまで200万円以上する高額なDACを含め、様々なCDプレーヤーを聴いてきましたが、満足するものはありませんでした。R-DACは違います。空間の表現力とエネルギー感が両立する希有な存在です。まさに音楽が生き生きと鳴りだしてきます。長年のもやもやが解消しました。これからは音楽にどっぷりひたれます。」
東京都 A.T.様
「CDを聞く、ビックリする、音が変わった。高低ともノビた様、家にあるCDを次々と聞く。今までに無い音が聞こえ楽しく成る。」
東京都 T.F.様 (第2報)
「到着して4ヶ月が経ちましたが、音楽を聴くことがますます楽しくなりました。
自在なスケール感を伴って喜怒哀楽が体に染み渡り、アーティストが伝えたいであろう世界が明確に現れ伝わってきます。
特にCD時代以前の古い録音の物が、色々な面で充実した鳴りかたをする様になり、これは今までになかった事で驚いています。見直すCDが続出しています。
おそらくは、楽曲や演奏の根幹部分を余さず抽出してくれるため、録音の中でテクノロジーの稚拙さなどがあったとしても大した問題にならないのでしょう。
良い録音とは何か? という事がわかった気がします。
使い勝手の面では、どのような環境にも適応可能な入出力及びレベルの微調整にシンプルさと安定性が備わっており、公私共に活用している身にとっては非常に助かります。ともかく聴く時間がもっともっと欲しいです。」
兵庫県 H.T.様 (H.T.様はCD > R-DAC > ML-14 > PM-10 + MS-10 というもっともシンプルな芸術オーディオシステムを構築し、音楽を楽しんでいらっしゃいます)
「実にすばらしいです。システムもR-DAC、PM-10にCDプレーヤーを繋げるという、CD再生に特化したほんとうにシンプルな環境を実現することができ非常に満足しております。とにかく無駄を排除したいと思っていたこともあり、入力セレクターもない理想のシステムができあがりました。15年ほど前に購入したCDプレーヤーを使用しておりますが、まるで別物のように働いてくれます。感激です。
また、見た目も工芸品のようであり、非常に美しいです。R-DAC、PM-10も美しいですが、MS-10がとくに美しく満足感があります。PM-10をMS-10に設置後、並んだ機器を眺めていても一際存在感があります。再生もさることながら、見た目の美しさも非常に重要であると思います。市販のオーディオと並べるとその差は歴然です。高価ではありましたが、購入して非常に良かったと満足しております。」
兵庫県 M.T.様
「歯切れが良いのに音が柔らかで、本当に楽器の感触が得られます。肌理も細かく、本当に緻密な良い音がします。RM6Vが、人が変ったようによく歌っています。ありがとうございました。
今まで、WADIA861やdcsなどを使ってきましたが、自然で満足がいくのはdcsでのSACD再生だけでした。しかし、SACDはソフトが極端に少なく、CDでの再構成を考えている最中の出会いでした。サーボ量が少ないCECのTL−0XにR-DACを組み合わせて聴いていますが、本当に暖かい音楽が聞こえて来ます。個々の楽器や音楽、空間表現などに関しても素晴らしい描写ですが、やはり、音楽のハートが感じられ、JAZZに乗れ、ミュージシャンの息吹が感じられる事が最高です。ボーカルなど、リアルでドキッとするほどです。」
News Indexに戻る |
|