Crawford Comunications 5.1 Post Audio Mix Studio完成

5本のKinoshita Monitor RM-5BCによる完全イコールクォリティ・イコールディスタンス・サラウンド
アトランタに位置するクローフォード・コミュニケーションは、ラジオ、テレビの番組制作から、映画、音楽に至る総合スタジオとして、全米屈指の規模と内容で知られてきました。このクローフォード・コミュニケーションがこのほどアトランタ郊外に完全移転し、新しい設備が稼働を始めました。なかでも、名手トム・ヒドレーによって設計、建造された先進的なディジタル・ポスト・ミックス・スタジオ (ビデオ・ダビング・シアター)は一切の妥協を廃して、サラウンドの理想型を追求しています。モニターは5本のKinoshita Monitor RM-5BCで構成され、これにフォーマット対応のため、サブウーファーが追加されます。全方向に対する定位が明確になるように、そして音質が等しくなるように、各スピーカーに対する音響負荷条件は注意深くバランスされ、さらに聴取ポイントに対して等距離とし、厳しい位相管理のもとにセッティングされています。

アメリカ中が驚いた夢のサウンドクオリティー
10月中旬にオープニングセレモニーが行われ、パーティには全米から1000人を超える関係者が集まりました。なかでもKinoshita Monitor RM-5BCが設置されたAudio-A Video Dubbing Theatreは関心の的。その反応は驚異的なものでした。多くのプロデューサーがトム・ヒドレーに「ずば抜けてよい」(it is by far the best picture dubbing theatre in the U.S.)と語ったのです。トム・ヒドレーと木下正三の連携が生んだ新しい成果といえるでしょう。


FRONT L.R MONITOR at Crawford Audio-A, Kinoshita Monitor RM-5BC 
Center channelはスクリーンバックに設置されている。NHK技術研究所によって開発された音響的に透明なスクリーンを使用することによって音響と映像の高度な理想化が計られた。あらゆる面にレイオーディオとトムヒドレーによる連携の成果が現れている。


Rear R of Crawford Audio-A, 全てのチャンネルに Kinoshita Monitor RM-5BCを使用 DVD Musicに対応した高度なモニター環境を実現し、時代を先取りした内容となっている。

Photos: by the courtesy of Crawford Comunications and Eric Stark

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